イノウエのたいわんブログ

ほぼ台湾の話題、時々中国…。

2020年8月16日夜 上報によると、全世界をサービスの対象とする、中国版全地球測位システム(GPS)「北斗三号」が七月末に全面稼働し、米国のGPS依存を脱却した。台湾軍は、自国政府首脳に対する「斬首作戦」の可能性が飛躍的に高まったとみて、警戒を強めている。(写真は上報のキャプチャー)

 中国政府の最高の研究機関である中国科学院も、「北斗三号」の応用により、中国人民解放軍が米軍と同じく特定の人物を狙った「外科手術式の精密攻撃」や「標的排除」、指導者の斬首作戦が可能になったとわざわざ指摘した。 台湾軍は、斬首作戦阻止のため、首都警備に責任を負うの憲兵隊に八輪式装甲車や狙撃手用の夜戦装備、無人機の防御システム、電波や赤外線妨害装置を配備した。

 憲兵指揮部は、総統ら政府要人が住む台北市の「博愛地区」に機関砲搭載の装甲車二十四台を配備。「即応中隊」を編成して、対戦車ミサイル、携帯式防空ミサイルを持たせ、機動力と充実した火力で、斬首作戦に対抗する態勢を整えた。

 今年の実動演習「漢光三十六号」では、憲兵隊と警察特殊部隊の合同による、中国軍特殊部隊の市街戦を想定した訓練を実施した。

 もっとも、台湾の専門家によると、中国軍は、特殊部隊でなく主力の空挺部隊を台北に一気に投入。北斗三号を使った精密攻撃などにより、台湾軍や台湾政府の指導部を一挙に殲滅することを狙うため、憲兵隊や警察では力不足の恐れがある。


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斬首作戦警戒で新指令、国防相と参謀長同席せず
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 2020年8月16日海ニュースメディアの風伝媒によると、中国国防省が八月十三日、台湾海峡の南北両端で多軍種合同の実弾演習を行うと発表、中国政府系紙・環球時報は台湾独立への警告だと報じたが、実際に演習が行われたのは台湾海峡から三百キロも離れた浙江省沿岸だったことが分かった。同じ時期、東シナ海で自衛隊と米軍が合同演習を行って牽制したため、中国軍は台湾海峡への接近を諦めたもようだ。(写真は風伝媒のキャプチャー)

 中国国防省が台湾海峡での実弾演習の実施を宣言したのは、アレックス・アザー米厚生長官が八月十日に台湾を訪れた直後。長官は、1979年の米台断交以降に訪台した最高位の閣僚で、中国が強く反発していた。長官の台湾滞在中、中国軍機が台湾海峡の中間線を越えて台湾側に侵入するなど、米台を牽制しており、実弾演習も同じ目的と見られていた。

 国防省はこの際、演習場所を発表しなかった。中国海事局がまもなく、軍の実弾演習を理由とした船舶航行の禁止海域を発表したが、台湾海峡から三百キロ以上も離れ、もはや台湾海峡北端とは言えないほど遠かった。(写真は風伝媒のキャプチャー)

 一方、米軍と自衛隊は八月に入りずっと、東シナ海での演習を続けている。米原子力空母「ロナルド・レーガン」と戦略爆撃機B1Bランサー、航空自衛隊の戦闘機F2八機、F15戦闘機六機が傘下した。場所は台湾と日本、韓国の中間で、中国を威嚇する意図は明らかだった。

 米ニューズウィーク誌によれば、中国軍の実弾演習はアザー長官の訪台だけでなく、米軍が最近、台湾付近での活動を活発化させていいることに応じたもの。中国軍東部戦区の報道官は十三日、「台湾海峡での演習は、現在の安全保障情勢に対し必要な行動だ」と述べた。

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2020年7月20日澎 中国軍の台湾侵攻は、澎湖諸島を攻略できない限り失敗すると指摘する記事を、米国のベテラン軍事ジャーナリスト、デイビット・アックス氏が、フォーブス誌(電子版)に寄せた。(写真はNewtalkのキャプチャー)

 中国は台湾への軍事侵攻の可能性を隠していない。台湾独立志向の蔡英文総統が今年一月の選挙で再選を決めた際、中国軍は、台湾の地図に見入る兵士の写真をこれ見よがしにリークした。

 中国軍が、台湾に侵攻する場合、北部の港湾を攻略して、いきなり首都・台北に侵攻する可能性もある。しかし、米シンクタンク「プロジェクト2049研究所」研究員、イアン・イーストン氏が二〇一八年の著書「中国侵攻の脅威」で指摘したように、台北周辺の防御は固く、陣地は秘匿されている。

 台湾の東部は山がちで、海岸に岩が多いため、部隊の上陸は西部海岸に限られる。中国軍にとって南部上陸が最もリスクが小さい。そして南部侵攻の途上に位置するのが、南部の沖に浮かぶ、約九十の島々からなる澎湖諸島だ。

 アックス氏は、米国の軍事専門家2人の著書をもとに、澎湖諸島を占領できなければ、台湾本島の攻略は中止せざるを得ないと書いた。

 台湾軍は、同諸島を最重要の防衛拠点の一つとし、同諸島に約六万の台湾軍が常駐させ、戦車七十両を配備。海軍も周辺海域で、ミサイル駆逐艦を常に航行させている。戦時には潜水艦一隻も周辺を回遊させると見られる。 

 中国海軍には近代的な強襲揚陸艦が八隻あり、強力な陸戦隊(海兵隊)も持つ。中国空軍は、何千発ものミサイルや爆弾を打ち込む能力がある。

 だが、時は中国に味方しない。澎湖諸島攻略に時間がかかるほど、台湾側の有利さは増す。台湾軍は南部の海岸に部隊を集結できるほか、約二百万人の予備役の動員が可能になる。米海軍も、二つか三つの空母打撃群を派遣する時間が与えられる。巡航ミサイル搭載の米軍爆撃機も配置につく。中国は、攻略に時間がかかるほど、直面するリスクが大きくなる。

 同氏の記事は、澎湖諸島の攻略失敗は、中国の台湾武力統一プランの終わりを意味すると結論づけた。

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「中国が武力統一なら戦う」、台湾青年の70%が回答
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