2018年9月3日双 東南アジア在住の華僑に対し、台湾で毎年行われる中華民国の建国記念日「双十節」に参加した場合、中国本土のビザを発給しないとの警告を中国が行いました。台湾に対する新手の嫌がらせといえそうです。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が2日伝えました。

 双十節には、東南アジア在住の華僑が毎年平均5000人出席しています。過去最多は2011年で2万人が出席しました。
 
 中国のタイ、インドネシア、ミャンマーなどの大使館は、双十節向けのツアー主催している現地の旅行会社に対し警告し、ツアー参加者に対しては以降、中国本土のビザ取得が難しくなるだろうと告げたということです。

 中国はこのところ、台湾に対する色々な圧力を強めています。中国線を運航する外国航空会社に対しては、ウェブサイトの表示で台湾を中国の1つの省として扱うよう執拗に求め、話題となりました。

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