イノウエのたいわんブログ

ほぼ台湾の話題、時々中国…。

2016年11月

 台湾の李大維外相は10日、トランプ米次期大統領の重要顧問が数週間前の選挙期間中に台湾を訪れ、蔡英文総統と会見したことを明らかにしました。



 



 総統府の黄重諺報道官は、重要顧問が米シンクタンク、ヘリテージ財団のエドウィン・フールナー総裁だと明かしています。中央社が10日伝えました(写真は、中央社のキャプチャー画面)。



 



 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、台湾では、政府がトランプ次期大統領のことを良く知らないのではないかとの懸念が広がっていました。



 



 相李外相は「台湾外交部は(選挙で)ヤマを張ったりしない。これまでもトランプ陣営を軽視したことはない」と述べ、胸を張りました。



 



 李外相さらに「駐米代表の高碩泰氏も、トランプ陣営のメンバーと面会した。これから、新政権の主要メンバーとも会う」と述べ、米新政権との関係深化に取り組んでいることを強調しました。



 



 フルーナー総裁は蔡総統との懇談で「台湾は、米国の重要な資産であり、アジア太平洋の戦略で不可欠の役割を担っている」などと述べました。



 



 蔡総統は「選挙の結果がどうなっても、米国の次期政権とは緊密に協力したい」などと応じたとのことです。



 
 李外相も、フールナー総裁とは30年来の付き合いがあり、今回も懇談して旧交を温めたとのことです。




 トランプ氏の当選で、台湾の安全保障に密接に絡む、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)と在日米軍の先行きが懸念されます。



 RFAによると、駐日代表の謝長廷氏は「新しい国際環境のもと、アジア太平洋の国家はさらに団結、協調すべき。協力を深化させなければならない」と述べました。



 



(参考)http://www.cna.com.tw/news/firstnews/201611100110-1.aspx



 



 日本にも同レベルの顧問派遣があったのでしょうか。また、日本の外務省も米大統領選でヤマを張ったりしていなかったと信じたいです。



 



 なお、台湾の指導者はほぼ例外なく米国の留学組で、こういう時、サシで話ができるのは大きい。中国のリーダーも今後はそうなるでしょう。韓国も然り。日本のリーダーもそうあって欲しいです。



 快活なイメージで知られ、テレビの旅番組の進行役や映画女優としても活躍するジャネット・ホシー(謝怡芬)さん=(36)=が自身がうつに苦しんでいたことを涙ながらに語る動画「うつ、あなたは孤独ではない」をつくり、交流サイト(SNS)の米フェイスブックに公開し話題になっています。 風伝媒が伝えました。(写真は、風伝媒のキャプチャー画面)。



 



 動画は、いきなり泣き顔で始まり「時々、つらくて泣きたくなる」と語り始めます。「うまくできないと、みんなをきっと失望させてしまうだろうと考えて、プレッシャーを感じるが、他人には言えない」などと話しています。



 



 ジャネットさんは、かねてうつに苦しんでいたそうで、2002年には気分が低迷して、食べ物を暴食する状態が3年も続いたとか。今でも突然、気分が落ち込んだりするそうです。



 



  筆者は実は、ジャネットさんのファン。台湾の魅力ある場所を紹介する旅番組「瘋台湾」がきっかけ。台北の旧跡やタロコの自然風景など、番組も良かったですが、英語と中国語をちゃんぽんで、テンポ良く番組を進めていく彼女がカッコ良かった。



 



 見るからに健康そのもののスポーツウーマンで、テコンドーやカンフーが得意。容姿端麗で、バイオリンもプロ並み。米マサチューセッツ工科大学で科学・生物とスペイン語を専攻。台湾語も北京語も堪能という才媛です。



 



 2015年、マレーシア系英国人の俳優、ジョージ・ヤング(呉宇衛)さんと結婚。南極で挙式しています。



 



 雑誌でもテレビでも、白い歯を見せて大口開けて笑う顔がいつも同じ。ちょと器用貧乏みたいなタレントさんなのですが、うつに苦しんでいるというのは意外でした。



 



 彼女は米国系台湾人で、現在は台湾で1人暮らし。ご両親、姉妹、ご亭主は米国などにいて、離れて暮らしているそうです。「プレッシャーが高まると、友人には会いたくなくなります。気づくと家族は周囲にいない。これは辛いです」と語っています。



 



 映像そのものは、ビン底メガネの中年女性が自宅で、ティッシュで鼻をかみながら、「さびしい、さびしい」とぼやいている内容。後ろに冷蔵庫が映っていたりして、生活感いっぱい。なんだか可愛そうになります。



 11月9日(日本時間)に投開票が行われた米大統領選で、共和党のトランプ候補が当選したことについて、中華民国前駐米代表の沈呂巡氏は、中国が密かに喜んでいるとの見方を示しました。風伝媒が伝えました。(写真は、風伝媒のキャプチャー画面)



 



 沈氏は外交官として2014年3月から今年6月まで、中華民国の駐米代表を務めました。



 



 沈氏は、オバマ政権が推進した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について「ほぼ望みがなくなった」と述べました。また、トランプ氏が、ロシアとの関係修復に取り組む一方、アジア太平洋は権力の空白に直面すると述べ、「私が北京政府であれば、内心、密かに喜んでいる」と語りました。



 



 ただし、「中国にとって、一面ではチャンスだが、予測不能な米大統領と相対することになる。複雑で困難に満ちた状況の始まりになるだろう」と付け加えました。



 



(参考)http://www.storm.mg/article/187771
 



 ノートパソコンを主力とする台湾のEMS(電子製品の製造受託サービス)大手、仁宝電脳工業(コンパル)の「スマートデバイス事業群」(SDBG)は8日、中国本土の重慶市で、身体に装着して利用するコンピューター端末「ウエアラブルデバイス」を生産することを決めました。スマート・ウォッチ、バーチャルリアリティ(VR)端末などを生産するそうです。新華社が伝えました。



 



 SDBGは、コンパルでスマートフォン、タブレット端末、ウエアラブル端末など新型電子製品の研究開発、デザイン、生産などを行っている部門です。



 



 重慶には宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)やEMS大手の鴻海精密工業、仁宝電脳工業など台湾勢のほか、パソコン世界大手のヒューレット・パッカード(HP)も進出しています。



 



 コンパルのSDBGは、重慶市の両路寸灘保税港区でウエアラブルデバイスの生産を行う予定です。同区の関係者は、スマホ、タブレット、スマート・ウォッチなどをつくる他のメーカーが進出する呼び水になるのではないかと期待しています。



 



(参考)http://www.cq.xinhuanet.com/2016-11/08/c_1119873428.htm
 



 蔡英文総統は近く、台北市中正区愛国西路付近の総統公邸に転居します。公邸近くには「陳情・デモ」地区を設けるとのこと。総統府の黄重諺報道官は「抗議デモがしたければ、場所を設けて、意見表明をしてもらうべきだと考えた。200人ぐらいが集まれる」と述べました。
 
 国家安全局の幹部は7日、立法院(議会)で答弁し「陳情や抗議者のため、空間を設けた。人民は、意見を表明する自由がある」と述べました。「陳情・デモ」地区で意見を表明したい場合、警察に申請、不許可の理由がなければ認められるそうです。



 



(参考)http://www.peoplenews.tw/news/78c11153-109d-4133-9dfc-b8a3490fc73a



 



 世界でも、国家元首の公邸近くに、陳情やデモ用の空間を設けた例は珍しいのではないでしょうか。中国本土の指導者にも見習って欲しいものですが、東京ドーム10個分ぐらいのスペースが必要かな……。



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