イノウエのたいわんブログ

ほぼ台湾の話題、時々中国…。

2017年01月

 台湾の中央と政府は、台湾高速鉄道(新幹線)の南部屏東県への延伸について、賀陳旦交通相は「一部路線を優先的に建設することは、短期的には考えていない」と語り、当面はありえないとの考えを示しました。



 



 中央社によると、交通部はこのほど高雄・左営駅から屏東県に延伸した場合の試算を行いました。それによると、在来線沿いに新たにトンネルなどを800億~900億台湾元(2885億~3245億円)がかかるが、在来線の台湾鉄路に比べ9分、時間を節約できるそうです。



 



 ネットメディア「風伝媒」は、交通インフラ建設は永遠に政治的配慮と無縁でいられないが、高速鉄道の屏東県への延伸については、情緒的な判断を捨て、専門的な検討に委ねるべきだとしています。 



 



 風伝媒によると、台湾高速鉄道は当初、南北の2大都市、台北と高雄を最速で結ぶため建設されましたが、地方の要望により苗栗、彰化、雲林の3駅が建設されました。このため台北~高雄間の所用時間が20分余計にかかるようになったとのことです。



 



 3駅の1日の乗降客は1500~2700人で、閑散としており「蚊の飛ぶ駅」となっています。屏東県の人口は84万人と、3駅がある3県の56万~128万人と同規模なので、屏東県にできる新駅がどのようになるかは容易に想像できそうです。



 



 台湾は日本同様の人口減少社会に転じます。3000億円もの巨費を投じて新幹線を延伸しても、それに見合う効果がないかもしれません。



 



 筆者としては、この点は日本の悪い点を鑑にして、もっとアイデアに溢れた地域興しに取り組んでもらいたいと思います



 



 また、同じ鉄道に投資するなら、在来線の台湾鉄路に投資したらどうかなと思います。台鉄がよくなると、東部など台湾の交通がもっと便利になるのになと考えます。



 



(参考)http://www.storm.mg/article/213461



 中国海軍の空母「遼寧」を中心とする6隻の艦隊は11日、台湾海峡中間線の西側を北上しました。台湾軍は海軍の艦艇と空軍のF16戦闘機複数が出動して動向を監視したということです。遼寧は16ノットのゆっくりした速度で航行中で12日早朝、同海峡を抜けたとみられています。台湾紙・中国時報が伝えました。(写真は中国時報のキャプチャー)



 



 中国海軍の艦隊は10日、海南省を出発。14ノットの鈍速で北上し、11日午前、台湾海峡最南端に入りました。



 



 台湾の蔡英文総統は、中米ニカラグアを訪問中で、現地時間の10日午前、台湾の国家安全会議の陳駿麟副秘書長と馮世寬国防相から電話で報告を受け、対応を協議しました。



 



 台湾の海軍は、駆逐艦「紀徳」、フリーゲート艦「成功」など、空軍は早期警戒機「E2T」、F16を出動させて監視を行いました。しかし、戦術偵察機「RF16」、対潜哨戒機「P3」の出動は見送ったということです。




 軍関係者は「遼寧は台湾海峡の中間線の西側を無害航行した。戦術哨戒機が出動すると、遼寧の上空まで行く必要があり、中間線を越えなければならない。上層部の判断で出動を見送った」と話しています。



 



 遼寧は12月23日、渤海湾で演習後、25日に宮古島沖を通過して、台湾東岸沖の太平洋を航行しました。11日、台湾海峡を通過したことで、台湾を囲むように一周したことになります。軍関係者は「遼寧が台湾周辺を一周したのは初めて。政治的な意図がある」と述べました。
 



(参考)http://www.chinatimes.com/realtimenews/20170112001230-260407



 台湾と外交関係がある中南米4カ国を訪問途中、乗り継ぎのため米国テキサス州ヒューストンに立ち寄った蔡英文総統は7日、テッド・クルーズ共和党上院議員、グレッグ・アボット同州知事、米民主党の代表と相次ぎ会談しました。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が9日伝えました。



 



 蔡総統は7日、ヒューストンのホテルに到着後、現地の博物館を見学。続いて、現地在住の台湾出身者らが主催する夕食会に出席しました。夕食会には、台湾出身者約600人のほか、共和党の上院議員と民主党の代表者が出席したとのことです。



 



 中国外交部の陸慷報道局長は9日「中国は台湾の指導者がトランジットを利用して、米政府関係者と接触することに断固として反対する。米国の関係者に対し、1つの中国政策と米中共同声明の原則を守るよう求める」などと述べました。



 



 中国紙・環球時報は「トランプ次期大統領が、1つの中国の原則に反するなら、中国人民は政府に報復を求めるだろう。ここには取り引きの余地は存在しない」などと反発する内容の論評を掲載しました。ただ、報復の具体的な中身には触れていません。



 



(参考)http://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/4-01092017102450.html



 中国北京市で1989年に起きた民主化を求める学生運動で、リーダーだった王丹さん(47)がこのほど、今年6月に台湾での大学での教職を辞め、米国に渡ることを明らかにしました。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えました。(画面はRFAのキャプチャー画面)
 
 台湾を離れる理由について、「体の疲れ」を挙げています。大学2校で教職に就いており、体に大きな負担が掛っているとのこと。今後は米国で、中国本土の民主化を進める運動に取り組むそうです。



 



 さらに「自分の人生の目標は、中国共産党に向き合うこと。中国で将来起きる変化に備えたい。共産党が倒れるか倒れないかはどうでもよい。中国で大きな変化が起きた場合、中国の未来がどちらに向かうのかが気になる」と話しています。



 



 王丹さんによると、89年の学生運動の参加者にとって、中国に大きな変化が起きた後、どのような政治秩序を打ち立てるかが一番の関心事。そして、習近平氏の政権掌握を含む最近の変化のため、そのような変化が起きるのは時間の問題だという。



 



 王丹さんはまた、台湾での教師生活を通じて接触した、中国の若者世代について「この世代は、外界が思うように、個人の利益だけに関心がある訳ではなない。こんな若者たちがいると、中国共産党の統制はますます高くつくものになる」と述べた。



 



(参考)http://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/gangtai/hcm-01042017124817.html?searchterm:utf8:ustring=%E7%8E%8B%E4%B8%B9



↑このページのトップヘ