井上雄介のたいわんブログ

ほぼ台湾の話題、時々中国…。

2017年02月

 台湾国防部はこのほど、参謀本部直属だった「防空ミサイル指揮部」を、3月1日付で空軍司令部に移管することを決めました。台湾の軍制で、同指揮部はこまでの「混成戦闘隊」から「軍」に昇格。指揮官の階級も少将から中将に変わります。風伝媒が伝えたました。



 



 軍の関係者によると「防空ミサイル指揮部」の空軍への移管は、中国のミサイルの脅威に備えるため。名称は「国防部空軍司令部防空ミサイル指揮部」に変わるということです。



 



 同指揮部の再編は2段階で行われます。第1段階で空軍への移管を終えた後、第2段階では今年末までにミサイルと対空高射砲の2部隊を統合し、双方の人事交流が可能になります。



 



 中国人民解放軍は、旧ソ連の「戦略ミサイル軍」を参考に、2015年12月末「第二砲兵部隊」を「ロケット軍」に再編しました。陸海空一体となった立体的な核戦力の構築を目的として掲げています。



 



 台湾の「防空ミサイル指揮部」は現在、対空ミサイルの「パトリオット3型」、「天弓2、3型」を主体に、一定数量の地対地巡航ミサイル「雄二E」を装備しています。



 



 対空高射砲部隊は、要塞防空が主任務で、35ミリ対空機関砲や空対空ミサイル「AIM7スパロー」を備え「天空防衛システム」を構成しています。「防空ミサイル指揮部」との統合で、防衛力の一層の充実を図るということです。



 



(参考)http://www.storm.mg/article/227885
 



 国民党の主席選挙に向け、各陣営が党員集めに躍起となる中、台湾誌「週刊王」がこのほど、台中市の有名ナイトクラブのホステスを主力に、いわゆる「水商売」の従業員約1000人が入党したと報じました。



 



 ホステスが入党しても構わないと思うのですが、同誌によると、台中市の有名ナイトクラブ「金銭豹」の経営者が「藍陣営(国民党)の大物に助けを求められた」と赤裸々に語っており、お姉さん方は、政治的な信念で入党したのではないようです。



 



 国民党主席選の候補者、詹啓賢氏は「党の印象を悪くする。入党は政治理念が大切。審査の仕組みをつくるべきだ」と語っています。



 



 国民党主席選では、暴力団関係者などの入党なども問題となっており、同じく主席選の候補者、カク龍斌・前台北市長(カク=赤におおざと)も「党のイメージを傷つける」として強い懸念を示し、党中央に党員の評価機関をつくるよう求めています。



 



 今年1月の総統選、立法委員選で惨敗した国民党。旧態依然の党風を改めないと、ますます政権奪還から遠ざかりそうです。



 



 もっとも、保守反動オヤジの筆者としては、リベラルな民進党政権にちょっと食傷気味。昔ながらの国民党の腐敗ぶりに、ちょっと気持ちが和みます。



 



(参考)http://www.cna.com.tw/news/aipl/201702150094-1.aspx



 台湾が冬に入って最強の寒波に見舞われ、9日は1日で10度も気温が下がりした。各地の消防局によると、台北、新北、花蓮など全土で23人が死亡しました。風伝媒が伝えました。



 



 新北市の淡水地区では9日、6.7度と今冬の最低を記録しました。気象局によると、台湾北部では10日、8~9度の低温が続きますが、風と湿度の関係で、体感温度は2~3度になるそうです。



 



 気象局は、高脂血症や心臓疾患のある人、高齢者は特に保温に気をつけるよう、呼びかけています。



 



(参考)http://www.storm.mg/article/221888



 台北~桃園間のMRT(機場捷運)の試験運転が2月2日始まりました。1996年の建設開始から20年余りです。聯合報が伝えました(写真は同紙サイトのキャプチャー)



 



 ベテラン気象キャスターの李富城さんはフェイスブックで「開通までに交通相が13人も交代した。何がそんなに嬉しいのか」と、開通までに20年もかかったことを批判しています。



 



 全長51キロ。1996年、BOT(建設・運営・譲渡)方式方式で建設が始まりました。施工業者が変わったり、工事が大幅に遅れるなどの曲折があり、開業予定は6回も取り消しになりました。正式な開業は3月2日の予定です。



 



 李さんは「この20年間に、中共さんは高速鉄道網や、上海の地下鉄網、無数の水力発電所を造った。われわれは同じ華人なのだということを、忘れてはいけない」と、中国のスピーディーなインフラ建設と比較しています。



 



 これに対し、ネットユーザーからは「民主主義社会の建設は、共産主義と比べられない」などの反論が挙がりました。これに対し「同じ時期にに着工した(同じ民主社会 の)韓国では、とっくに地下鉄が開通している」との反論が寄せられています。



 



 東京のインフラ建設に比べたら、20年は早い方かもしれません。東京の「環八通り」は、本格着工から全線開通まで50年かかったとされています。



 



(参考)https://udn.com/news/story/10781/2263221



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