台湾国防部はこのほど、来年1月、先進兵器の開発機関「国防科学技術処」を設立すると発表しました。博士の学位を持った管理者を含め民間からも優秀な人材を招へいするとのことです。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版が伝えました。



 



 国防部は、産業界、官界、研究機関の研究資源を総合し、台湾の自主国防能力を引き上げることを目指すと説明しています。



 



 台湾国防部の李喜明次官もこのほど、米国で開かれた「2016年米台国防工業協力会議」に出席した際、台湾政府が米国防高等研究計画局(DARPA)類似の機関を設立する計画だと明らかにしました。




 与党・民主進歩党(民進党)の趙天鱗立法委員(議員)はVOAに「新しい兵器研究機関は主に、両岸(中台)間の非対称な戦争に備えるもの」と説明しています。



 



 趙委員は「われわれは、大型で大国向きの装備は求めないが、兵器の秘匿性と機動性を高めるつもり。予測不能性向上させて、中国の侵攻の願望を低減させたい」と述べました。



 



 野党・国民党の江啓臣委員は「国防部は、屋上屋を重ねる機関を設置する必要はない。現有機関を改善、活性化すれば良い。国家の資源の無駄だ」と語り、新機関の設置には反対しています。



 



(参考)http://www.voachinese.com/a/news-reactions-on-taiwan-mnd-technology-agency-20161012/3547217.html



 



 さらりと書いていますが、「2016年米台国防工業協力会議」などというのがあるんですね。米国の軍需産業にとっても魅力ある話と思います。