風伝媒によると、台湾電力は19日午前、同日の供給予備率が1.62%、予備容量が52万8000キロワット時(kWh)に低下し、電力供給制限の警戒ラインに達したと発表しました。



 



 この供給予備率は、今年5月31日に記録した10年ぶりの最低記録をさらに下回っているということです。
 
 利用者に節電を呼び掛けており、特に諸語から午後2時までは、極力電気を使わないよう求めています。



 



 台湾電力の発電設備は定期点検のため、秋に入って続々止まり始めました。第3原子力発電所1号機、台中発電所8号機、大林発電所6号機などが停止しています。



 



 このところ数日続いた高温で電力消費量が高まったことと、大林5号発電所が配管破断事故で停止したことが重なり、電力の受給がひっ迫してしまったとのことです。