米上院は8日、賛成92票、反対7票で2017年の国防授権法を可決しました。米台の高級軍人の交流が正式に可能となり、双方の軍事交流に新しい1ページを加えることになります。英BBC放送中国語版が伝えました。(写真は、BBC中国語版画面のキャプチャー)
 
 台湾国防部の陳中吉報道官は「法案は上院を通過しただけで、行政手続きや許可が終わっていないが、われわれは成り行きを楽観している。米国の友人の支援に感謝したい」と話しています。
 
 陳報道官によると、軍事機密に関わるので詳しく説明できないが、米台はこれまでも軍事交流を続けてきました。ただ、今回の法案の可決により、高級軍人と次官補クラスの文官と公然と交流できるようになるそうです。



 



 台湾実践大学の頼岳謙副教授は「この法律は、台米の交流のレベルを大幅に向上させる。台湾に対する米国の影響力はさらに拡大する」と話しています。
 



(参考)http://www.bbc.com/zhongwen/simp/chinese-news-38259378