蔡英文総統は27日、ロイター通信の単独取材に対し、トランプ米大統領との再会談がありうると述べた。中国の習近平国家主席に対しては、大国としての風格を示し、身を挺して世界の安全保障に責任を持つよう呼びかけました。風伝媒が伝えました。(写真は風伝媒のキャプチャー)



 



 蔡英文総統は2016年12月2日、40年間の慣例を破り、トランプ大統領と電話会談しました。



 



 蔡総統は「われわれには、米国政府との直接対話の機会がさらに増えるだろう。トランプ大統領との通話の可能性も排除しない。状況と米国の地域情勢に対する考慮により決まることだ」と述べました。



 



 蔡英文総統はまた、習近平国家主席に対し「大国の指導者としての風格を示してもらいたい。風格と柔軟性を示して、今後の中台関係にこれまでとは異なる手本を示して欲しい」と話しています。



 



◆「F35ライトニング2」が欲しい



 



 蔡総統はまた「台湾は米国から、先進的な35ライトニング2ステルス戦闘機を購入したい」と語りました。



 



 総統によると、米国は台湾の主要な友好国で、米国は「台湾関係法第2条」で、防御的な性質の兵器を台湾人民に提供すると定めています。