蔡英文総統 国慶節 中華民国建国記念日(国慶節)の10日、蔡英文総統が記念の演説を行い、中台関係について「かつての対抗の道には戻らないが、圧力に屈服することはない」と述べました。中国の習近平国家主席に対しては、両岸(中台)の指導者が共同で、相互関係の新しい方式を模索することを呼び掛けました。10日付聯合報が伝えました。(写真は風伝媒のキャプチャー)
 
 蔡総統は「昨年5月20日の就任以来、両岸関係の平和で安定的な発展のため、最大限の善意を尽くしてきた。双方の政治的な立場の違いから曲折もあるが、関係安定の努力を続けている」と語り、中台関係の現状が安定していることを強調しました。

李登輝、陳水扁、馬英九の3前任者に謝意

 上報によると、蔡総統は演説の中で、李登輝、陳水扁、馬英九の3人の民選総統に感謝の気持ちを述べた上、「目指す未来は異なるが、歴代政府がこの土地のため奮闘する気持ちに違いはなかった」と語りました。

 歴代3総統のうち、国慶節の記念式典に出席したのは馬英九前総統のみ。蔡総統の謝意に対し、拍手で応じていました。