新竹県のチェーン・カー用品店でナチスの旗のステッカーが売られていることが分かり、台北駐在のイスラエル経済文化事務所が14日、「強いけん責の念」を表明しました。カー用品店は謝罪の上、問題のステッカーを全部撤去しました。風伝媒が伝えました。(写真は風伝媒のキャプチャー)
ネットユーザーがフェイスブックで13日、ナチスの旗のステッカーが売られていることを暴露したことがきっかけ。「ナチスの旗をドイツの国旗と表示して売っている。なんでこんなに国際的な価値観に欠けているんだろう。こんなもの売って許されるのか」と書きました。
イスラエル経済文化事務所のアッシャー・ヤルデン(Asher・Yarden)代表は「新竹のカー用品店でナチの旗のステッカーが売られていたことに関し、われわれは強いけん責の念を表明する」とのコメントを発表、台湾当局に善処を求めました。
同事務所はまた台湾政府に対し、第2次大戦中のナチの行為を大衆に知らせて教訓をくみ取るため、歴史に関する教育を行うよう求めました。