2017年12月27日賃上げ 蔡英文総統は24日、経済メディア記者との茶話会で、最低賃金を月額3万元(約11万円)に引き上げるべきだと述べました。「台湾企業には賃金引き上げの実力がある」とも話しています。風伝媒が伝えました。

 聯合報によると、行政も一枚岩ではないようで、経済部の王美花次姜は「企業が進んで応じるなら当然素晴らしいが、総統の提案は彼女の夢です」などと話しています。

 労働団体も実現に懐疑的で、全国産業総工会の戴国栄秘書長は「国家元首が夢を語っているが、どのように実現するかは話していない」などと述べました。

 行政院主計総処の11月の発表によると、被雇用者の17年の平均月収は3万7703元した。ただ、被雇用者全体の34%に当たる305万1000人の平均月収が3万元に届いていません。

 労働部は今年8月、最低賃金を18年1月から、現在の月額2万1009元から2200元に引き上げることを決めました。
 
 行政院(内閣)は先に、高齢者介護サービス従業員の賃金を3万3200元に引き上げること決めています。蔡総統は、介護サービスの賃金引き上げが他産業に波及することを期待していると述べました。