2018年1月5日国防 中国民用航空局は4日午前、台湾海峡上空の民間機用航路「M503北上航路」と隣接航路の使用開始を宣言し、午後に7機が飛行しました。(写真はラジオ・フランス・アンテルナショナルのキャプチャー)

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、台湾は一方的な現状変更として強く反発し行政院大陸委員会(陸委会)は4日午後、中国の対台湾政策を管轄する国務院台湾事務弁公室(国台弁)に抗議したほか、国際民間航空機関(ICAO)に通報しました。

 中国民航局は「M503北上航路」の使用について、馬祖、金門両島と台湾本島間の航路を回避して、飛行の安全を確保するためと説明しました。

 台湾国防部は、「M503北上航路」の使用開始前に協議がなかった上、台湾海峡中間線の東側空域を通るため、台湾の空の安全に影響すると反発しています。台湾軍は、同航路の使用阻止、航空機への警告や退去要求を行う方針です。

 中国は2015年、航路の混雑を理由に「M503北上航路」を開設したが台湾が反発。西側への移動と南下航路のみの利用を求めたが、合意に至っていません。