2018 年2月21日xinbei 日本の首都圏で言えば千葉、埼玉、神奈川の3県のように、台北を囲む新北市ーー。同市農業局が、初春にふさわしい観光コース2つを勧めています。貢寮地区では、名物のアワビ、トコブシの料理が味わえるとのことです。ETtоdayが伝えました。(写真はETtоdayのキャプチャー)

デート向きは淡水中心部コース

 1つ目は淡水地区の山・川の美と、桜や夕日を楽しむコース。農業局は都心部から近く、交通も便利なので特にお勧め。台北捷運(MRT)の淡水駅で下車するか、同駅周辺の駐車場にマイカーを止め、路線バスに乗り換えると便利です。

 道教寺院の「天元宮」では「吉野桜」、楓樹湖ではモクレンの花を鑑賞できるそうです。夕方は、淡水の中心部の「漁人碼頭」で夕日を眺めたり、淡水河対岸の「八里左岸」の灯火を見たりという、デートにでも良さそうな、お楽しみがあるようです。

健脚ならば貢寮コース

 2つ目は、貢寮地区の山や海岸を自転車や徒歩で巡る、健脚の方々向けのコースです。広々とした海原の美景や、「馬岡の鬼の洗濯板」の奇景、漁村・漁港の風情に浸ることができます。

 貢寮地区で養殖されるアワビ、トコブシは全国に知られる名産。美味であるだけでなく、当局の安全検査に合格しており、衛生面でも安心できるそうです。

 台北から1時間ほどの近場です。都会に飽きたら、足を伸ばしてもいいと思います。淡水河の河口の広々とした眺めは、中国・長江の風景にも似て、大陸的な趣きです。

 筆者は淡水の中心部に近い、真理大学周辺が好きです。日本の首都圏で言えば、鎌倉と似た感じがします。温暖な気候も、三浦半島ような感じ。名所はないですが、散歩を楽しみたい方にはいいかもしれません。

★参考情報★
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