2018 年2月22日meiguo 台湾外交部によると、米議会上院の親台湾派の議員連盟「台湾連線」会長のジェームズ・インホフェ共和党上院議員が率いる、米上下両院議員とスタッフの一行19人が20~20日、台湾を訪問しました。(写真は新頭穀のキャプチャー)

 ニュースサイトの東網によると、インホフェ上院議員らは21日、蔡英文総統、李大維外交部長と相次ぎ会談しました。

 インホフェ上院議員はメディアに対し「米議会は米国の台湾への武器売却を支持する。エネルギーの分野でも協力を深めたい」と述べました。

★参考情報★
※台湾は性急な脱原発で火力依存を深めています。
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 上院議員は、台湾が米国の兵器メーカーと接触するよう提案するとともに、米国産の天然ガスの購入を呼び掛けました。天然ガス購入については、既に台湾の要人と会談したということです。

米台国防工業会議、初めて台湾で開催へ
 
 台湾軍関係者によると、米台は昨年、米台国防工業会議を初めて台湾で開催することを決めました。米国防総省のスタッフが台湾を訪れ台湾政府の担当者と交流する予定です。

 中国を怒らせないため、同会議は過去15年間、米国で開かれていました。今年からは台湾でも開催されるほか、開催回数もこれまでの年1回から2回に増やすことで米台が合意しました。

 トランプ米大統領は昨年12月「2018年国防権限法」に署名し、台湾への武器売却を決めました。また米議会下院では米台高官の交流を可能にする「台湾旅行法」が可決しています。

 中国は米台交流強化の動きに反発しており、何らかの対抗措置が予想されます。最近頻繁に行われている中国軍機による台湾本島の周回飛行もその一環とみられています。

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