2018 年3月1日kenpei旧暦の新年を迎えて早々、蔡英文政権が大幅な人事交代に踏み切りました。外交、国防、労働の3部長と、対中関係を所管する陸委会(行政院大陸委員会)、退役軍人を担当する退輔会(国軍退除役官兵補導委員会)の主任委員を入れ替えました。英BBC放送中国語版が伝えました。(写真は聯合報のキャプチャー)

 うち台湾の対外関係の要となる外交と陸委会のトップには、陳水扁政権時代の同僚を充てており、、蔡英文色が強まります。中国は、台湾が独立志向を強め、厳しい中台関係が継続するのではと懸念しています。

  外交部長に就任したのは呉釗燮・総統府秘書長。米国の大学で政治学の博士号を取得した学者で、民主進歩党(民進党)の初代駐米代表でした。

 陸委会の新しい主任委員は陳明通氏で、かつて主任委員を副主任委員を務めたことがあるため再度の就任となります。

 蔡総統と呉釗燮、陳明通の両氏は、いずれも陳水扁政権時代の8年間に陸委会の主任を務めていました。今回の人事は「蔡英文派」による重要ポスト掌握をみられています。

 中国の専門家は憂慮しています。中台統一派の新聞「旺報」によると、華東師範大(上海)の中台関係の専門家、包承柯氏は「台湾独立派が両岸(中台)と外交の任に就く。両岸関係に新たな進展はありえず、厳しい状況が続くだろう」と話しています。

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