イノウエのたいわんブログ

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カテゴリ: 花蓮

2018 年2月8日地震 6日午後11時50分ごろ台湾・花蓮沖で起きたマグニチュード(M)6の大地震で、倒壊したホテル「統帥飯店」が2002年に耐震補強工事を済ませていたことが分かりました。施工方法に誤りがあった可能性があり、専門家からは建物の第三者による検査制度の導入を急ぐべきだという声が挙がっています。風伝媒が伝えました。(写真は風伝媒のキャプチャー)

 統帥飯店は6日の地震で、3階までが瞬時に崩落。1階で勤務中だった従業員2人のうち1人が救助されましたが、1人が遺体で発見されました。宿泊客約110人は脱出し避難しました。

 今回の地震のちょうど1年前の2月6日、台南で起きた大地震で、商業ビル兼マンションの「維冠金龍大楼」が横倒しになり115人が死亡しました。

 2018 年2月8日補強国立雲林科技大の楊裕富副教授によると、統帥飯店は台南のマンションと異なり、2002年に鉄骨の柱を加えるなど耐震補強工事を済ませていました。楊副教授は、建築士が気付かないまま大きな間違いをしていた可能性があると指摘しています。(写真は、風伝媒のキャプチャー)

 楊副教授によると、台湾では2年前から専門家が、日本の制度を参考に、第三者検査制度を導入する「建築法」改正を求めていますが、いまだに法案すら作られていません。楊副教授は「建築士を投獄させるだけで良いのか」と問いかけ、政治の怠慢を批判しました。

 楊副教授はまた、花蓮市では活断層の上に多くの高層建物が建てられていたとして、市当局の責任も問うています。

 2018 年2月7日花蓮6日午後11時50分ごろ、台湾花蓮県沖を震源とするマグニチュード(M6)の地震が発生、花蓮市では台湾の震度階級で最高の震度7を記録しました。中央社聯合報などが7日伝えました。(写真は台湾のニュースサイトETtodayのキャプチャー)

 同市内でホテルやマンション4棟が倒壊。花蓮県消防局によると、7日午前11時(台湾時間)現在、4人が死亡、225人がけがし、145人が行方不明になっています。

 倒壊したのはホテルの統帥飯店、マンションの白金双星大楼、商業施設や住宅が入る雲翠堤大楼、國盛六街41号の民家とみられます。

 内政部によると、統帥飯店では夜間勤務をしていた従業員2人が行方不明になっています。雲翠堤大楼は傾斜が激しく、鉄骨で支えるなどの補強をしないと、救援隊が入れない状態だということです。

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