井上雄介のたいわんブログ

ほぼ台湾の話題、時々中国…。

カテゴリ: 政治

 2018年1月19日中国が台湾海峡上空の民間機用航路「M503北上航路」を一方的に使い始めたことに反発し、台湾交通部民用航空局は18日、今年の春節(旧正月)期間中の臨時運航を申請していた中国側の176便の許可を当面見送ると発表しました。帰省客ら約5万人が影響を受けると見られます。蘋果日報が伝えました。(写真は蘋果日報のキャプチャー)

 「M503北上航路」は、中国が15年、航路の混雑を理由に開設しましたが、台湾海峡中間線の東側空域を通るため台湾が反対していました。

 中国側は1月4日、一方的に同航路の使用を始めたため、台湾民航局が航空会社80社に書簡を送り、同航路を含む4航路を使わないよう要請していました。

 しかし、多くの航空会社が運航を続けています。中国東方航空と厦門航空の便が最も多く、台湾民航局が不許可にした176便はすべて両航空会社のものでした。

 中台の航空当局は2月2日~3月2日、上海、北京、広州など超繁忙な空港を除き、臨時便の運航を無制限に認めることで合意していました。中台の航空会社が1月3日、臨時便489本の運航を双方の当局に申請していました。

 故・蒋介石総統のひ孫で、野党・国民党立法委員(議員)の蒋万安氏(三八)が台湾政界で急速に名声を高め、二〇一八年の台北市長選の最有力候補者に急浮上してきた。当人は正式表明していないが、十二月初め台北・下町の道教寺院の例祭に参加したことが、選挙戦に向けたウォームアップと見られて耳目を集めた。


 蒋万安氏は毛並みの良さに加え、国立政治大、米ペンシルバニア大卒の法学博士で米国の弁護士資格を持つ俊才。スリムで長身、政界随一のイケメンで女性ファンが多い。


  二〇一六年の立法委員選挙で台北市から立候補し初当選したばかりだが、早くも頭角を現した。十一月に立法院の委員会で行われた労働基準法改正案の審議では、野党議員として百三十分もの演説を行って採決を大幅に遅らせた。同法改正に反対し、立法院を取り囲んでいた労働団体からは「蒋万安、もっとつっぱれ」の声援が挙がり、一般の人気も急上昇した。


 国民党政権時代の人権侵害の真相究明などを目的とする「移行期正義促進条例」の審議では、被害者と意見交換したほか、政治文書の公開に賛成するなど従来の国民党議員とは異なる柔軟さをみせた。独裁者のひ孫という負のイメージの払拭に完全に成功し、国民党の希望の星と指摘すら出ている。


 一方、蒋万安氏の台頭により国民党内では、青壮年派と党中央を独占するベテラン派の世代対立が激化している。


 青壮年派は勤労者に同情的で、歴史の検証に賛成するなど顕著にリベラル志向だ。ベテラン派は資本側に立ち、保守主義を貫くのが国民党と考えている。双方は軍人、公務員、教員の年金改革や同性婚問題でも鋭く意見対立した。


 両派は、衝突は次第に表面化しており、将来の党分裂の危機すらささやかれ始めた。

2018年1月10日中台 中国の対台湾政策を管轄する国務院台湾事務弁公室(国台弁)はこのほど、四川省・成都で、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の精神を伝えるとの名目で、中国でビジネスする台湾企業(台商)の代表約150人を集めて座談会を行いました。台湾の当局者は「今年行われる台湾の地方首長選挙を前に情勢を把握する狙いがある」と話しています。上報が伝えました。(写真は上報のキャプチャー)

 会議に参加したのは中国各地の台商団体「台資企業協会」の会長約150人。中国各地方政府の台湾関連部門の責任者も駆けつけました。

 国台弁の張志軍主任は、第19回党大会の報告書に盛り込まれた対台湾政策を紹介した上、中台関係の「はっきりしたレッドライン」として、台湾独立に反対する考えを改めて強調しました。

 台湾の当局者は座談会の目的について、「蔡英文政権の1年余りの施策に対する台商の評価を把握し、今年末の選挙の動向を探ることだ」と話しています。

 この当局者によると、座談会の前に行われた宴会の席などで中国側は、台湾の若者の就職問題、台湾社会の脱中国化の雰囲気などについて強い関心を示したということです。

 中国側は昨年11月下旬以降、中台交流の活発化させ、中台メディア代表の会合を開いたり、台湾の最大野党の国民党、新党の代表団の受け入れるなどしています。選挙を前に台湾とのチャンネルづくりが狙いとみられています。

 2018年1月9日労基法労働基準法改正に反対する労働団体のメンバーが8日午後7時、台北駅構内に侵入し、約15人が線路に横たわり抗議のスローガンを叫ぶデモを行いました。線路に横たわる抗議デモは史上3回目ということです。聯合報が8日伝えたました。(写真は聯合報のキャプチャー)

 警察は同日8時、15人を排除するとともに、警官隊がプラットフォームに人垣を作り、再度の線路侵入を防ぎました。労働団体のメンバーは、プラットホームに残ってデモを続け、「悪法拒否、法案を撤回せよ」などのスローガンを叫びました。

 労働基準法改正案は、休日出勤時間の計算方法を、これまでの「みなし」から実働時間に基づく計算に改めること、休日の取得は現行の「7日間に1日」に加え「14日間で2日間」の適用も可能にすることなどを盛り込んでいます。労働側は経営側に有利な法改正として反発しています。

2018年1月5日国防 中国民用航空局は4日午前、台湾海峡上空の民間機用航路「M503北上航路」と隣接航路の使用開始を宣言し、午後に7機が飛行しました。(写真はラジオ・フランス・アンテルナショナルのキャプチャー)

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、台湾は一方的な現状変更として強く反発し行政院大陸委員会(陸委会)は4日午後、中国の対台湾政策を管轄する国務院台湾事務弁公室(国台弁)に抗議したほか、国際民間航空機関(ICAO)に通報しました。

 中国民航局は「M503北上航路」の使用について、馬祖、金門両島と台湾本島間の航路を回避して、飛行の安全を確保するためと説明しました。

 台湾国防部は、「M503北上航路」の使用開始前に協議がなかった上、台湾海峡中間線の東側空域を通るため、台湾の空の安全に影響すると反発しています。台湾軍は、同航路の使用阻止、航空機への警告や退去要求を行う方針です。

 中国は2015年、航路の混雑を理由に「M503北上航路」を開設したが台湾が反発。西側への移動と南下航路のみの利用を求めたが、合意に至っていません。

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