イノウエのたいわんブログ

ほぼ台湾の話題、時々中国…。

カテゴリ: 政治

2018年9月3日双 東南アジア在住の華僑に対し、台湾で毎年行われる中華民国の建国記念日「双十節」に参加した場合、中国本土のビザを発給しないとの警告を中国が行いました。台湾に対する新手の嫌がらせといえそうです。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が2日伝えました。

 双十節には、東南アジア在住の華僑が毎年平均5000人出席しています。過去最多は2011年で2万人が出席しました。
 
 中国のタイ、インドネシア、ミャンマーなどの大使館は、双十節向けのツアー主催している現地の旅行会社に対し警告し、ツアー参加者に対しては以降、中国本土のビザ取得が難しくなるだろうと告げたということです。

 中国はこのところ、台湾に対する色々な圧力を強めています。中国線を運航する外国航空会社に対しては、ウェブサイトの表示で台湾を中国の1つの省として扱うよう執拗に求め、話題となりました。

★参考情報★

 2018年8月30日馬11月の地方選挙が近づく中、国民党分裂の恐れが高かった新竹県長選挙で、離党して出馬する方針を表明していた林為洲・国民党立法委員(議員)が29日、立候補を断念しました。(新頭穀のキャプチャー)

 ニュースメディアの新頭穀によると、林為洲氏の出馬断念は、馬英九前総統と王金平前立法院長(国会議長)が一致して奔走したことが大きかったようです。2人は不倶戴天の政敵で、2013年9月に激しい政争を演じました。

 馬前総統は、恩讐を超えて協力したのかとの記者の質問に「王金平氏の協力があったかどうかは知らない。みんなで一致して協力することは良いことだ」と卒なく答えています。

 ニュースメディアの信網によると、林・立法委員は、世論調査でそれなりの支持を集め、立候補に意欲的でした。しかし、新竹県は国民党と同じ青陣営で実力派の徐欣瑩・民国党主席が立候補を表明しており、林氏が出馬すれば分裂し、民進党など緑陣営に漁夫の利を与えることになります。

 国民党の呉敦義主席は激怒し、当初は党除名をちらつかせていましたが、次期立法院選挙で候補者名簿への登載を約束することで、林・立法委員に出馬を断念させました。背後には馬前総統と王前院長の尽力があったもようです。

 11月の地方選挙では、青陣営は台南市長選も分裂の恐れがありましたが、無党派での立候補に意欲を示していた前台南市警察局長の陳子敬氏が29日出馬を断念しました。

 国民党など青陣営は、11月の選挙に向け、着々と団結を強めています。

★参考情報★
ーーーーーーーーーーー

 2018年8月29日三態を演じ、世論の激しい批判を浴びています。台湾のニュースメディア、ETtоdayが29日伝えました。(写真はETtоdayのキャプチャー)

 頼清徳・行政院長の「神様だって無理」発言、蔡英文総統の「装甲車上からの現地視察」、陳建任・副総統による「お忍び家族旅行」の三連発です。

 南部の悪天候は熱帯低気圧の影響で、高雄市など各地で民家の浸水などの被害が出ています。29日現在も水が退いていない地区が沢山あるそうです。

 陳副総統は大災害の中にもかかわらず、羅鳳蘋夫人、娘2人、孫とともに金門での家族旅行を楽しんでいたことがバレてしまいました。全行程、なるべく目立たないようにし、一部観光地ではマスクに帽子で「変装」していたそうです。ただ、警備陣の規模が大き過ぎ、市民に見つかってしまったそうです。

 蘋果日報(電子版)によると、蔡総統は23日、嘉義県の被災状況を視察した際、装甲車で現地を訪れたことが問題視されました。ネット上では、総統が装甲車で視察する映像が投稿され、市民の一部や野党が批判の声を挙げました。

車底が高い装甲車を選んだ
   
 総統府は「水位が高いので、車底が高い装甲車で総統とメディア関係者を運んだ。総統は全行程雨靴姿で、水を避けずに歩いた。一部分を取り上げて世論操作をするべきでない」とコメントしています。

 嘉義県政府の関係者は、23日早朝、総統の視察を通知された際、「水位は余り高くない。大げさにならないよう、装甲車はやめて欲しい」と申し入れたそうです。ただ、別の関係者は、総統の同行記者団が雨具の用意をしていないため、嘉義県政府が軍に装甲車の派遣を要請したと話しており、食い違っています。

 頼行政院長の発言は、水害対策の不備を批判された時のもの。「24時間の雨量が600ミリを超えたら、どこの都市でも冠水してしまう。神様だって、冠水を防ぐ自信はない」などと述べました。

 頼院長はその後、南部の被災状況を視察し、嘉義、雲林、台南、高雄の住民に対策の不備を詫びました。その上で「治水の責任は私の肩にかかっている。与野党とも、互いの攻撃をやめて救援に集中しよう」と語り、何とか批判を沈静化させたそうです。

 筆者は、陳副総統の家族旅行は責められても仕方ないと思います。頼院長の発言は口が滑ったぐらいの内容ですが、宰相にしては率直過ぎて芸のない発言と思います。蔡総統の行動は何が悪いのか分かりません。車も少なくて済み警備上の万全ですから、名案ですらあると思います。選挙が近いだけに、揚げ足取りのようになったのでしょう。

 2018年8月20日薩中国国営新華社通信によると、中国の王毅外相は21日、中米エルサルバドルのカスタネダ外相と会談後、外交関係の樹立を宣言しました。ETtоdayが21日伝えました。

 エルサルバドルの大統領も同日、慎重に検討した結果、台湾との外交関係を断絶するとのコメントを発表しました。

 ETtоdayによると、蔡英文政権が2016年5月に発足後、外交関係が断絶した国はサントメ・プリンシペ、中米のパナマ、ドミニカ共和国、西アフリカのブルキナファソに次いで5つ目となります。台湾と外交関係を持つ国は、残り17カ国となりました。


★参考情報★
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
パナマが台湾と断交、中国と国交樹立へ

2018年8月16日八 蔡英文総統が南米訪問の帰途、トランジットのため滞在した米ロサンゼルスで12~13日(台湾時間)、台湾系の有名チェーン・カフェ「85度C」に立ち寄ったところ、中国本土系のネットユーザー多数が「台湾独立派のコーヒー店だ」として強く反発し、ボイコットを呼びかける騒ぎが起きました。(写真はVOAのキャプチャー)

 米ブルッキングス研究所の中国問題の専門家、リチャード・ブッシュ氏は米公共放送ボイス・オブ・アメリカに対し「でたらめにもほどがある。下劣極まるいじめだ」と強く批判しました。

 台湾紙・聯合報によると、蔡総統はロサンゼルス滞在中、車列を止めて「85度C」に立ち寄り、蔡総統の名前が入ったクッションを贈られました。

 ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、「米国華人社団聯合会」の鹿強主席がただちに「85度Cは中国本土で金もうけをしてるのに、台湾独立を支持している」と強く批判。中国政府系メディアが、鹿主席の発言を報じると、中国本土のネットが猛烈な85度Cたたきを始めました。

福建省・泉州当局が嫌がらせの立ち入り検査

 85度Cの中国の公式ミニブログは、批判が殺到して閉鎖い追い込まれました。また、福建省泉州市の85度Cの店舗は突然、「市場監督管理局」から「国慶節(10月1日)が近づいた」として立入検査を受け、食材を床に置いていたとして改善命令を受けました。いやがらせとみられます。

 85度Cは急きょ公式サイトで「『92コンセンサス』への断固とした支持は変わりません。当社は、両岸(中台)関係の発展を引き続き推進します。両岸は家族です」などとするコメントを発表しました。「92コンセンサス」は、「1つの中国」に対する中台当局の1992年の合意を指しています。

「両岸一家」は美しい家庭とは言えない

 リチャード・ブッシュ氏は「台湾独立派の蔡英文総統が立ち寄ったから、店も台湾独立派の企業だというのは、でたらめもほどがある。下劣極まるいじめだ」と批判。「(85度Cが)両岸は家族だと言ったのは皮肉に富んでいる。台湾がこの家庭の一員なのだとしたら、うるわしい家庭とはとても言えない」と語りました。

★参考情報★
ーーーーーーーーーーーーーーーー



↑このページのトップヘ