井上雄介のたいわんブログ

ほぼ台湾の話題、時々中国…。

カテゴリ: 日台関係

蔡英文TPP 蔡英文総統は24日、総統府で日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長と会談し、台湾の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加の意向を伝えました。ニュースメディアの新頭殻が同日伝えました。(写真は新頭殻のキャプチャー)
 
 TPPは、トランプ米大統領が離脱を表明後、日本が主導して成立を急いでいます。蔡総統は谷崎理事長に「台湾は、TPPを含む各経済統合に早期に参加したい」と述べました。

 蔡総統はまた、今年、日本の窓口機関が今年、日本台湾交流協会、台湾のカウンターパート、亜東協会が台湾日本関係協会にそれぞれ名称を変更したことに言及。「台日が相互関係を重視していることを示した」と語りました。

 蔡総統はさらに、今年3月、赤間二郎総務副大臣が台湾を訪問し、1972年の断交後、日本が派遣した最高位の高官になったことに触れ、「台日関係が新たな段階に入ったことを示す」と述べました。

 蔡総統はこのほか、国際民間航空機関(ICAO)総会、 WHO(世界保健機関)の年次総会WHAへ台湾が出席を事実上拒否された際、菅義偉官房長官が日本政府を代表して台湾の参加に支持を表明したなどを取り上げ、国際社会での日本政府の応援に謝意を示しました。

 台北市中心部の繁華街、西門町地区の服飾店2店で靴やズボンを万引きしたとして窃盗の疑いで、日本人の男(30)が警察に拘束されました。11日付聯合報が伝えました。

 調べでは男は10日夕、西門町地区の服飾店「Roots」で約4000台湾元(約1万4000円)の白色の運動靴1足を盗み、続いて約200メートル離れた服飾店「地藏小王」で、約3000元するカーキ色のズボンを盗んだ疑いが持たれています。

 男が2件目の服飾店でズボンをカバンに入れたところを店員が発見。近くの地下鉄駅入口付近で取り押さえ、警察に突き出しました。

 警察に対し男は簡単な中国語で「買った」と主張しましたが、カバンに入っていた運動靴はまだ値札が付いていたことや、監視カメラに犯行の様子が写っていたため、警察は窃盗容疑で拘束しました。
 
 男は送検され、検察は起訴猶予処分にした上、罰金2万元の支払いを命じました。

 警察によると、男は10日、台湾を訪れました。これまでに8回台湾を訪れたことがあるということです。

◆お知らせ◆

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 北門日本観光に向かう台湾人と、台湾観光に訪れる日本人の格差が広がっており、台湾の2015年以降の対日観光収支赤字が1000億台湾元(約3700億円)に達したそうで、台湾では対策を考えるべきだとを論評を、台湾大学社会学科公司教員のMing-Tsung Leeさんが、ニュースサイトの風伝媒に寄せています。

 それによると、2016年の台湾人の訪日客は417万人で過去最高となりました。これに対し、日本の同年の訪台客は190万人で、前年より増えたものの台湾人訪日客の半分以下でした。

 また、台湾を訪れる日本人客の1人当たり消費額は2011年は8万3000台湾元(約31万円)だったのに、2015年は5.5万台湾元に激減したそうでで、台湾の対日観光赤字の拡大につながっています。
 
 一方、16年に台湾を訪れた韓国人は88万人、韓国人を訪問した台湾人は81万人。台湾の大韓観光収支は黒字ですが、楽観はできないようです。台湾人の韓国での1人当たり消費額は3万8000台湾元で、日本での3万5000台湾元を上回ります。

 Leeさんは、日本と韓国が官民挙げて、観光と映画・テレビドラマ・音楽、漫画アニメ、歴史的建物の再生を結び付ける観光振興計画が効果を上げていることを指摘しています。特に日本が、2020年の訪日外国人4000万人を目指して観光振興に懸命に取り組んでいることを取り上げています。

 Leeさんによれば、台湾観光の目玉は、お茶、歴史的街区、夜市、フットマッサージなど日韓に比べ旧態依然。観光振興に取り組む必要があるとのことです。
 
 筆者は、現在の台湾の魅力は、新しさや明るさだと思いますが、多くの日本人の台湾に対するイメージはまだ昔のままで、ちょっと古臭く暗いような感じがします。故宮博物院、中正紀念堂、総統府だけが台湾観光じゃないことを、日本人にもっとお知らせしたいところです。

 台湾には文化、化粧品や衣服などの買い物、食事など観光の魅力が沢山あり、少しの投資と宣伝で沢山の外国人、特に日本人が訪れると筆者も思います。

小池百合子 2日の東京都議会議員選で圧勝した都民ファースト(都民優先会)を率いる小池百合子都知事について、台湾紙・聯合報は3日、「親台湾派。李登輝元総統と親交があり『台湾のお父さん』と呼んだことがある」などと報じました。(写真は、聯合報のキャプチャー)

 同紙は都議選について都民ファーストが過半数の議席を獲得し、与党の自民党に「大けが」を負わせたなどと伝えました。

 同紙によると、小池知事と李元総統と親交は長く、1998年には李元総統と夫人の金婚式のパーティーに出席し日本の歌を披露し夫妻を喜ばせました。

 李元総統が2001年、日本で心臓手術を受けようとした際、中国が反対したのに対し、小池知事が他の議員を束ねて日本政府に迫り実現させたとのことです。

 小池知事が昨年、東京都知事に当選した時、李元総統は早々と花束を贈り、小池知事と「台湾の欧多桑(おとうさん)」「ゆりこ桑(さん)」と呼び合う親しい仲であることを明かしています。

 小池知事が都民ファーストを結成前に設立した政治塾「希望の塾」は、李登輝氏が政治家育成のため結成した「李登輝学校」がモデルだということです。

 同紙は「小池氏は外交上、親台湾で日米同盟強化が必要と考えおり台湾に有利だ。日本の民進党のことは政権担当時に親中国派だったと批判している」と指摘しました。一昨年、総統候補時代の蔡英文氏を表敬訪問したことも伝えています。

 聯合報は国民党寄りの新聞で、日本の政治家をこのように好意的に報じるのは珍しいと思います。小池さんは国民党からも台湾民進党からも受け入れられる日本の政治家かもしれません。日台交流の拡大にとっては頼もしい政治家ではないでしょうか。

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