イノウエのたいわんブログ

ほぼ台湾の話題、時々中国…。

タグ:呉釗燮

2018年5月1日断 聯合報によると、中米のドミニカ共和国が1日、中国との国交樹立と台湾との断交を発表しました。蔡英文政権誕生後、台湾と断交した国は、アフリカ西部の島国、サントメ・プリンシペ、中米のパナマに次いで3つ目となります。(写真は聯合報のキャプチャー)

 ニュースサイトの風伝媒によると、台湾の呉釗燮外相は1日、「中国が巨額投資でドミニカにわが国との断交を強いた」として強く反発、中国のやり方が両岸(中台)関係をさらに疎遠にすると批判しました。

 消息筋によると、中国はドミニカ共和国に、庶民向けの住宅、高速道路、港湾・道路、天然ガス火力発電所の建設など計30億9400万ドルを約束したそうです。
 
 野党・国民党は、ドミニカ共和国との断交について、外交上の誤りを国民に謝罪するよう蔡英文総統に要求。さらに別の国との断交が立て続けに起きる「ドミノ倒し」を避けるよう対策を求めました。

 国民党は、台湾が昨年のWHO(世界保健機関)の年次総会WHAへ出席を事実上拒否された際、ドミニカが何も支援しなかった時点で既に断交の徴候があったとして、蔡政権の無策を批判しました。

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2018 年4月2日陳菊 4日付聯合報によると、陳菊・高雄市長が2日朝、蔡英文総統と面会しました。陳市長が、総統府秘書長に就任するとの情報が飛び交っており、2日の面会も、就任時期について話し合った可能性があるということです。消息筋は「4月の人事ではっきりする」と話しています。(写真は自由時報のキャプチャー)

 前総統府秘書長の呉釗燮氏が2月末、外相に転じた後、ポストが空席なっていました。陳市長の就任は既に内定していましたが、このたび行われた訪米の日程に影響が出るのを恐れ、関係者は口をつぐんていたとそうです。
 
 4日付自由時報によると、陳市長が5月にも秘書長に就任する可能性があると、一部メディアが先に報じました。市長に近い民進党の立法委員(議員)が「畑仕事をしながら老を養うとの願いは、当面実現しそうになくなった」と話していました。

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 2018 年3月1日kenpei旧暦の新年を迎えて早々、蔡英文政権が大幅な人事交代に踏み切りました。外交、国防、労働の3部長と、対中関係を所管する陸委会(行政院大陸委員会)、退役軍人を担当する退輔会(国軍退除役官兵補導委員会)の主任委員を入れ替えました。英BBC放送中国語版が伝えました。(写真は聯合報のキャプチャー)

 うち台湾の対外関係の要となる外交と陸委会のトップには、陳水扁政権時代の同僚を充てており、、蔡英文色が強まります。中国は、台湾が独立志向を強め、厳しい中台関係が継続するのではと懸念しています。

  外交部長に就任したのは呉釗燮・総統府秘書長。米国の大学で政治学の博士号を取得した学者で、民主進歩党(民進党)の初代駐米代表でした。

 陸委会の新しい主任委員は陳明通氏で、かつて主任委員を副主任委員を務めたことがあるため再度の就任となります。

 蔡総統と呉釗燮、陳明通の両氏は、いずれも陳水扁政権時代の8年間に陸委会の主任を務めていました。今回の人事は「蔡英文派」による重要ポスト掌握をみられています。

 中国の専門家は憂慮しています。中台統一派の新聞「旺報」によると、華東師範大(上海)の中台関係の専門家、包承柯氏は「台湾独立派が両岸(中台)と外交の任に就く。両岸関係に新たな進展はありえず、厳しい状況が続くだろう」と話しています。

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