イノウエのたいわんブログ

ほぼ台湾の話題、時々中国…。

タグ:行政院大陸委員会

 2018 年3月1日kenpei旧暦の新年を迎えて早々、蔡英文政権が大幅な人事交代に踏み切りました。外交、国防、労働の3部長と、対中関係を所管する陸委会(行政院大陸委員会)、退役軍人を担当する退輔会(国軍退除役官兵補導委員会)の主任委員を入れ替えました。英BBC放送中国語版が伝えました。(写真は聯合報のキャプチャー)

 うち台湾の対外関係の要となる外交と陸委会のトップには、陳水扁政権時代の同僚を充てており、、蔡英文色が強まります。中国は、台湾が独立志向を強め、厳しい中台関係が継続するのではと懸念しています。

  外交部長に就任したのは呉釗燮・総統府秘書長。米国の大学で政治学の博士号を取得した学者で、民主進歩党(民進党)の初代駐米代表でした。

 陸委会の新しい主任委員は陳明通氏で、かつて主任委員を副主任委員を務めたことがあるため再度の就任となります。

 蔡総統と呉釗燮、陳明通の両氏は、いずれも陳水扁政権時代の8年間に陸委会の主任を務めていました。今回の人事は「蔡英文派」による重要ポスト掌握をみられています。

 中国の専門家は憂慮しています。中台統一派の新聞「旺報」によると、華東師範大(上海)の中台関係の専門家、包承柯氏は「台湾独立派が両岸(中台)と外交の任に就く。両岸関係に新たな進展はありえず、厳しい状況が続くだろう」と話しています。

★参考情報★
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2017年10月26日売国台湾人 台湾の情報機関、国家安全局の副局長は26日、立方院(議会の与党・民進党の羅致政委員の質問に答え、中国本土の党、政府、軍の要職に台湾人19人が就いていることを把握していると述べました。中央社が26日伝えました。(写真は中央社のキャプチャー)

 聯合報によると、19人は「台湾地区・大陸地区人民関係条例」違反で、10万~50万台湾元(約38万~188万円)の罰金を科されるともに、台湾の戸籍が取り消されます。

 民進党の王定宇立法委員によると、戸籍を取り消されたのは2人にとどまり、残りは台湾の戸籍があるため、参政権や公職に就く権利を保っています。

 立法院で答弁した行政院大陸委員会(陸委会)の林正義副主任委員は、19人の一部が台湾の戸籍を取り消されたとしたものの、個人情報のため公表しないと述べました。

 中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)に台湾省代表として出席した、高雄市生まれの生粋の台湾人、盧麗安氏と、上海の復旦大で教職にある夫が戸籍を取り消されたそうです。

中国要職の台湾人は169人のはず

 王委員によると、2012年に国家安全局が立法院で行った答弁では、中国で要職に就いた台湾人は169人に上りました。19人を除く150人はどうなったのでしょうか。王委員は、国家安全局に説明を求めたいとしています。

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