台湾で対中政策を所管する大陸委員会(陸委会)が5月29日発表した最新の世論調査結果によると、台湾市民の86.2%が中国軍の台湾周辺での活動や、台湾海峡中間線の越境に反対していることが分かった。また約8割が「台湾問題は中国の内政」との中国の主張や「台湾の将来は国 ...
2025年05月
中国の密航者、出身地は15省 組織的作戦の恐れ
最近相次いでいるゴムボートなどを使った中国からの密航事件について、台湾政府の海洋委員会の管碧玲主任委員は28日、過去の27件を調査したところ、密航者の出身地は15省に及び、内陸部の省も複数含まれていたことを明らかにした。密航者の証言や装備は非常にパターン化さ ...
前台北市長の2カ月勾留延長決定 「司法乱用」と野党
台湾の中央通信社によると、台北地方法院(裁判所)は27日、商業施設の京華城の再開発をめぐる汚職事件で、前台北市長の柯文哲ら4被告について、6月2日から2カ月の勾留延長を決めた。接見と通信も引き続き禁止とした。 台湾紙の聯合報によると、最大野党、国民党の朱立倫 ...
頼総統の施政、最新世論調査で満足と不満が拮抗
台湾の美麗島電子報が26日に発表した最新の全国世論調査によると、就任1周年を迎えた頼清徳総統の施政満足度は「満足」が46.3%、「不満」が45.8%と拮抗し、いずれも前月から微減・微増となった。一方、卓栄泰行政院長(首相)の施政満足度は前月比6ポイント減の37.4%と ...
浮き輪装着の中国籍男、金門島沖で侵入図り逮捕
海洋委員会海巡署(海巡署)は23日午前10時20分ごろ、台湾の金門島沖の北西約0.7カイリ(約1.3キロ)の海域で、浮き輪につかまって海面を漂う男を発見した。同署の巡視艇が急行して男を拘束し、中国籍であることを確認した。男は金門大胆島への侵入を図ったとみられる。台 ...