台湾独立指向の新政党「時代力量」所属の黄国昌・同党主席ら立法委員(議員)3人がこのほど、米国で「台湾の国連加盟」を求める宣伝活動を実施、内外の注目を集めたところ、中国国営新華社通信は20日、同党を「社会のウイルス、がん」などと激しく罵る評論を突然配信しました。風伝媒が20日伝えました。(写真は、風伝媒のキャプチャー画面)



 



 新華社は、3人について「あからさまに『2国論』など分裂主義的な言論を振りまき、ついに狂的な病態になったなどと非難。時代力量が、チベット独立や台湾議会とチベットの共同戦線の結成を呼び掛け、ダライ・ラマ14世の台湾への招請まで検討しているとして批判しました。




 新華社はさらに、時代力量が、台湾独立政党の老舗「台湾団結連盟」の後継者だとして、台湾の民衆に対し同党を受け入れず、警戒するよう呼び掛けました。




 聯合報によると、黄主席は「中国の公式メディアは、50年前の文化大革命時代の紅衛兵のレベルにとどまっている」などと反発しています。



 



(参考)http://www.storm.mg/article/180003