快活なイメージで知られ、テレビの旅番組の進行役や映画女優としても活躍するジャネット・ホシー(謝怡芬)さん=(36)=が自身がうつに苦しんでいたことを涙ながらに語る動画「うつ、あなたは孤独ではない」をつくり、交流サイト(SNS)の米フェイスブックに公開し話題になっています。 風伝媒が伝えました。(写真は、風伝媒のキャプチャー画面)。



 



 動画は、いきなり泣き顔で始まり「時々、つらくて泣きたくなる」と語り始めます。「うまくできないと、みんなをきっと失望させてしまうだろうと考えて、プレッシャーを感じるが、他人には言えない」などと話しています。



 



 ジャネットさんは、かねてうつに苦しんでいたそうで、2002年には気分が低迷して、食べ物を暴食する状態が3年も続いたとか。今でも突然、気分が落ち込んだりするそうです。



 



  筆者は実は、ジャネットさんのファン。台湾の魅力ある場所を紹介する旅番組「瘋台湾」がきっかけ。台北の旧跡やタロコの自然風景など、番組も良かったですが、英語と中国語をちゃんぽんで、テンポ良く番組を進めていく彼女がカッコ良かった。



 



 見るからに健康そのもののスポーツウーマンで、テコンドーやカンフーが得意。容姿端麗で、バイオリンもプロ並み。米マサチューセッツ工科大学で科学・生物とスペイン語を専攻。台湾語も北京語も堪能という才媛です。



 



 2015年、マレーシア系英国人の俳優、ジョージ・ヤング(呉宇衛)さんと結婚。南極で挙式しています。



 



 雑誌でもテレビでも、白い歯を見せて大口開けて笑う顔がいつも同じ。ちょと器用貧乏みたいなタレントさんなのですが、うつに苦しんでいるというのは意外でした。



 



 彼女は米国系台湾人で、現在は台湾で1人暮らし。ご両親、姉妹、ご亭主は米国などにいて、離れて暮らしているそうです。「プレッシャーが高まると、友人には会いたくなくなります。気づくと家族は周囲にいない。これは辛いです」と語っています。



 



 映像そのものは、ビン底メガネの中年女性が自宅で、ティッシュで鼻をかみながら、「さびしい、さびしい」とぼやいている内容。後ろに冷蔵庫が映っていたりして、生活感いっぱい。なんだか可愛そうになります。