台北市で18日、ダブルデッカー(2階建)のオープン観光バスが運行を始めました。これまでとは違った視線で、台北の魅力が楽しめるとのことです。(写真は台北市政府観光伝播局のサイトから)



 



 柯文哲市長は「台北も、ニューヨーク、パリ、東京のような観光都市に近づいた」と胸を張っています。



 



 当初は故宮博物院行きと、台北101行きの「赤」「青」の2路線。台北駅、北門、西門、景福門を経て、「赤」は信義路を通り台北101へ、「青」は「中山北路」を通って故宮に向かいます。それぞれ40分に1台出発します。



 



 バスは57席で、うち2回の露天部分は37席です。WiFi(無線LAN)が使えるので、アプリをダウンロードすれば、中国語、英語、日本語、韓国語の4カ国語でガイドが聴けます。スマホ、タブレットなどの充電も可能。



 



 運賃も、台北市の公共交通カード「悠遊カード」、クレジット、中国の銀聯カードなどを使い、車内で支払いができます。300元(1077円)を支払えば4時間以内は乗り降り自由。夜間チケット、1~2日有効のチケットなども用意されています。



 



 ダブルデッカーの導入で、台北市の柯市長が進める「観光ABC」政策のうち「B」(バス)が実現したことになります。ちなみに「A」は、台北観光情報アプリ「現在、玩台湾(now@taipei)」、「C」は文化都市を意味するそうです。
 



(参考)http://www.tpedoit.gov.taipei/ct.asp?xItem=257721118&ctNode=13244&mp=112001