中国による「斬首作戦」を警戒し、馮世寬国防相はこのほど、国防相と参謀総長が同時に公開の場に姿を現さないよう指示していたことが分かりました。
風伝媒によると、馮国防相は、重要な訓練や総統の軍視察の際、必要がなければ軍政と軍令の長が揃って出て来ることを避けるよう、今年初めに指示したとのことです。(写真は風伝媒のキャプチャー)
長以外でも、高位の軍幹部が外出する際は、軍政と軍令系統で別々に分けることにしたそうです。安全保障上の理由からです。
また台湾軍には早くから、国防相と参謀総長を同じ車、同じ航空機に乗せない決まりがあるそうです。
同様の規則は、陳水扁総統時代にもあり、襲撃で国防相が死亡し、参謀総長が代わって指揮を執る台本で演習が行われたとのこと。ただ、当時の国防相が怒って、参謀総長が遭難する筋書きに改めるよう求めたとか。
台湾の首脳に対する斬首作戦なんて、ちょっと想像できませんが、備えあれば憂いなしですね。のんびりしているようで、こういうところはきっちりしてるのが、台湾の政府らしいところと思います。
(参考)http://www.storm.mg/article/246545
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