映画監督米国の映画賞、アカデミー賞を選考する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)会員に招かれた774人の中に、台湾出身の米国人記録映画監督、江松長(S. Leo Chiang)さんが含まれていることが分かりました。風伝媒が伝えました。(写真は風伝媒のキャプチャー)
 
 江さんは高雄出身。「高さん、ワシントンに行く」などの作品で知られています。台湾出身の映画人では昨年、映画監督の侯孝賢さんが招かれました。

 今年会員に招かれた中華系の映画人には、香港の俳優、ドニー・イェン、カリーナ・ラウ、レオン・カーフェイさん、映画監督のアン・ホイ、ジョニー・トーさん、中国の俳優の姜文さんが含まれています。

 かつてアカデミー会員は白人と男性に偏っているとされていました。AMPASによると、今年の新会員のうち女性が占める割合は39%で、会員全体に占める割合は28%と昨年より1ポイント増えました。有色人種の割合も新会員の30%、会員全体の13%となり昨年より2ポイント拡大したということです。