
同紙は都議選について都民ファーストが過半数の議席を獲得し、与党の自民党に「大けが」を負わせたなどと伝えました。
同紙によると、小池知事と李元総統と親交は長く、1998年には李元総統と夫人の金婚式のパーティーに出席し日本の歌を披露し夫妻を喜ばせました。
李元総統が2001年、日本で心臓手術を受けようとした際、中国が反対したのに対し、小池知事が他の議員を束ねて日本政府に迫り実現させたとのことです。
小池知事が昨年、東京都知事に当選した時、李元総統は早々と花束を贈り、小池知事と「台湾の欧多桑(おとうさん)」「ゆりこ桑(さん)」と呼び合う親しい仲であることを明かしています。
小池知事が都民ファーストを結成前に設立した政治塾「希望の塾」は、李登輝氏が政治家育成のため結成した「李登輝学校」がモデルだということです。
同紙は「小池氏は外交上、親台湾で日米同盟強化が必要と考えおり台湾に有利だ。日本の民進党のことは政権担当時に親中国派だったと批判している」と指摘しました。一昨年、総統候補時代の蔡英文氏を表敬訪問したことも伝えています。
聯合報は国民党寄りの新聞で、日本の政治家をこのように好意的に報じるのは珍しいと思います。小池さんは国民党からも台湾民進党からも受け入れられる日本の政治家かもしれません。日台交流の拡大にとっては頼もしい政治家ではないでしょうか。
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