20230419台湾
 米ブルームバーグ通信は、台湾が対艦ミサイル「ハープーン」を最大400発購入すると報じた。中国外務省は18日「中国の主権と安全上の利益を深刻に損なう。台湾海峡の平和と安定への脅威だ」と述べ、米国を強く批判した。台湾紙・自由時報(電子版)が18日伝えた。(写真は自由時報のサイト画面)

 同通信によれば、米海軍が台湾を代理して、このほどボーイング社と契約を結んだ。移動式の陸上発射型の「ハープーン」を台湾が購入するのは初めて。米国は2020年に「ハープーン」の発射システム100基とミサイル400発を台湾に売却すると発表していた。

 香港の星島日報によると、中国外務省の汪文斌副報道局長は18日、記者会見で「台湾海峡は新たな緊張に直面しているが、台湾当局が『米国に依存し独立を図る』ことを狙っていることが根本原因だ。米国の一部の者は、『台湾を持って中国を制する』ことを意図的に行っている。これら両者が台湾海峡の現状変更を企んでいる」と述べた。

◇出典

https://news.ltn.com.tw/news/politics/breakingnews/4274439

https://std.stheadline.com/realtime/article/1919781/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%8F%B0%E7%81%A3%E5%B0%87%E5%90%91%E7%BE%8E%E6%8E%A1%E8%B3%BC400%E6%9E%9A%E9%AD%9A%E5%8F%89%E9%A3%9B%E5%BD%88-%E5%A4%A7%E9%99%B8%E5%A4%96%E4%BA%A4%E9%83%A8-%E7%8E%A9%E7%81%AB


◇参考情報
米、無人機「MQ-9」4機台湾に売却へ