20230905蔡英文 台湾の中央通信社によると、蔡英文総統が5日~8日の予定で、アフリカ南部の友好国、エスワティニ王国を訪問し、同国の独立55周年の記念式典に参加する。エスワティニと台湾の国交も55周年となる。(写真は中央通信社のサイト)

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、エスワティニ王国は中国の「一つの中国原則」に反対するアフリカで最後の国。同国政府の報道官は、蔡英文総統の訪問が中国を怒らせることはないとの考えを示した。

 エスワティニ国王、ムスワティ3世の報道官も「エスワティと台湾の国交は、国益に基づく選択だ。台湾は一貫して力強い経済発展のパートナーだ」と述べた。

 エスワティニ大学のシビヤ講師は「エスワティが台湾を支持するのは、経済援助のためだ」と述べた。エスワティニの学生が台湾に留学しているほか、衛生やインフラ、農業、貧困対策で台湾から支援を受けているという。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/aipl/202309050004.aspx

◇参考情報台湾総統が米下院議長と会談 蔡総統が米支援に謝意