台湾の中央通信社によると、日本の防衛省は現役の背広組職員を、日本の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会の台北事務所に派遣していることを関係者4人が明らかにした。安全保障面で日台関係を強化するためだが、中国が強く反発する可能性がある。
同交流協会の台北事務所への派遣職員は、経済産業省と外務省などはこれまでも現役だったが、防衛省は中国の反発を懸念して退職した自衛官を充ててきた。このほど現職の自衛官を派遣する案もあったが、結局、背広組の職員が着任したという。
関係者によれば、防衛省の現役職員派遣は、日本の台湾支持の象徴。台湾側はこれまでも、現役の防衛省職員の派遣を求めきた。
台湾の外務省は本件につきコメントを拒否した。中国外務省は、コメントの要求に対し反応していない。
◇出典
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https://www.cna.com.tw/news/aipl/202309120364.aspx