20230914原子力台湾・行政院原子能委員会は12~13日、台湾新北市の第2原子力発電所などで原発事故に備えた定期訓練を実施した。初日の12日は同原発内で、地震や戦争で事故が起きたとのシナリオで実施。今年はウクライナ戦争を参考に、所内の補助ボイラーの燃料タンクが、ドローン攻撃で炎上したとの想定による消火訓練が行われた。(写真は聯合報のサイト)

 同委員会によれば、13日は新北市内金山区などで「戦時民防組織」の協力による住民の避難訓練が行われた。同市万里区の景勝地「野柳地質公園」では中国語、日本語、英語による放送などで、行楽客の避難訓練も行われた。

 住民の避難訓練では、戦時の雰囲気を演出。自宅内での危険回避行動や避難、ヨウ素剤の配布なども行われた。国軍が、道路が寸断されたとの想定で避難用の浮橋を設置する訓練を行った。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/afe/202309120380.aspx

https://www.cna.com.tw/news/afe/202309130378.aspx

https://www.aec.gov.tw/newsdetail/news/6781.html

https://www.aec.gov.tw/newsdetail/news/6781.html