
台湾紙・自由時報(電子版)によると、馬英九前総統は2日、フェイスブックで、10日に開かれる建国記念日を祝う式典「国慶大会」への出席を拒否すると宣言した。蔡英文政権が建国記念日「双十国慶日」の英語名を「台湾国慶日(Taiwan National Day)」とし、台湾を国家の名称として使っていることを理由に挙げた。
馬前総統は中台統一志向で、国家の名称に「中華民国」でなく台湾を使うことに反発している。馬氏はフェイスブックで「中華民国国慶日を台湾国国慶日に改めるのは、掛け値なく『台湾独立』路線だ」と批判した。