台湾の中央通信社によると、台湾の王美花経済相は、Nikkei Asiaの単独インタビューの中で、台湾企業による東南アジアと南アジアに投資額が2022年、初めて対中投資を上回ったと述べた。蔡英文政権が、中国への過度な依存から脱却するための「「新南向政策」の成果だという。

 王経済相によると、22年の東南アジアと南アジアへの投資額は52億元、対中国は50億元だった。

 また、王経済相によると、中国は台湾に対し貿易障壁に関する調査を進めており、台湾総統選挙の投票日前日の13日に完了を予定している。王経済相は「中国は、貿易規制で有権者を脅し、自国が好む候補者に投票させようとしている」と述べた。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/aipl/202311290399.aspx