台湾の中央通信社によると、中国の国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官は27日、来年1月13日の台湾総統と立法委員（国会議員）選挙を前に、最後の記者会見を行い「台湾独立は戦争を意味する」と述べて、与党民進党の頼清徳候補をけん制した。

　陳報道官は、頼候補が台湾独立派と自称する一方、自身が当選すれば台湾は安全と主張していることを批判。「台湾独立に反対し平和を守ることが、人の正しい道だ」なとと述べた。さらに香港が中国復帰で新しい時代を開いたなどと強調した。