2024年2月14日投票 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、米セキュリティー大手、トレリックスは13日、台湾で総統選挙が行われた1月13日前の24時間内に、平時の2倍の規模の大規模なサイバー攻撃が行われたとする最新リポートを発表した。(写真はVOAのサイト)

 リポートによれば、台湾へのサイバー攻撃の回数は1月11日は1758回だったが、12日には4300回に急増。攻撃対象は政府機関、警察、金融機関で、政府内部の通信のほか捜査記録、銀行口座や保険会社の情報などが狙われた。ただ、選挙当日は1000回に急減した。

 同社のアニー・アン氏は「かつて見たことがない急増ぶりだった」と話している。一方で「中国のハッカーが、台湾市民の投票に影響を与えたり、開票の際に騒動を起こすことを狙っていたのなら、彼らの努力は失敗した」と述べた。

 また、不正選挙に関するデマも、台湾社会全体での対応を前に、急速に破綻した。台湾社会全体での対応には、政府機関のほか独立調査機関、SNS(交流サイト)のインフルエンサーも含まれる。

 一方でリポートは、台湾が直面する危機はまだ終わっていないと指摘。「台湾総統選前のサイバー攻撃の急増は、中国の長期戦略の一部だ」と指摘した。

◇出典

https://www.voachinese.com/a/cyber-attacks-spike-suddenly-prior-to-taiwan-s-election-20240213/7485499.html
https://www.cna.com.tw/news/aipl/202402130173.aspx