台湾の中央通信社によると、台湾の金門島付近で14日、臨検を拒否した中国漁船が行政院海岸巡防署(海巡署)の巡視艇に追跡されて転覆し、乗組員2人が死亡した事故で、中国海警局は18日、金門島周辺で常時パトロールを行うと宣言した。中国の専門家によると、金門島周辺海域の台湾の管轄権を否定する動きとなる。

 中国の対台湾政策を管轄する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の朱鳳蓮報道官は17日、金門島周辺海域に「禁止、制限海域は存在しない」と発言し、台湾の管轄権を否定した。

 台湾国防省の研究機関、国防安全研究院国家安全研究所の沈明室所長は、中国が事件を口実に「台湾海峡の内海化」を宣言したと指摘。将来、軍事行動を行う場合の合法性や正当性を主張するためだと述べた。

 国防大学政戦学院の余宗基前院長は「中国の違法操業の漁船が追い払われたり、拿捕された例は過去に少なくない。中国はこれらをどう説明するのか」と話した。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202402180154.aspx

https://www.cna.com.tw/news/acn/202402180096.aspx


◇参考情報