台湾の中央通信社によると、台湾・金門島沖2.8カイリ(5.19キロ)で19日午後4時47分ごろ、航行中の台湾の遊覧船「金厦遊輪」に、中国海警局の船2隻から係官が乗り込み臨検を行った。

 金門島付近で14日午後、違法操業中の中国漁船が海洋委員会海署(海巡署)の巡視艇に追跡されて転覆し、乗組員2人が死亡する事故が発生。中国海警局が18日、周辺海域の常時パトロールを宣言していた。

 海巡署によれば、中国海警の係官6人が遊覧船に乗り込み、航行計画や船長ら乗組員の証明書を点検後、船長の署名を得てから午後5時19分に離船した。乗組員11人と乗客23人は無事だった。

 「金厦遊輪」の乗客によれば、突然、正体不明の数人が乗り込んでくるのが見えたが、まもなく中国海警局の係官と分かり全員が驚いた。中には、台湾に戻れなくなると心配する乗客もいたという。

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