台北市信義区の菜食料理レストラン「宝林茶室」で食事した客が相次いで食中毒を発症し2人が死亡した事件で、衛生福利省は28日夜、記者会見を開き、死亡した患者の血液から微生物がつくる有毒物「ボンクレキン酸」を検出したと発表した。この有毒物による食中毒は、台湾では初めて。

 同省によると28日午後5時現在、「宝林茶室」の食中毒の発症者は18人で、うち男性2人が死亡した。ボンクレキン酸は、発酵したヤシやトウモロコシで微生物によりつくり出される。今回の食中毒で、患者はいずれも米粉を使った麺類を食べていた。


◇出典

https://www.cna.com.tw/news/ahel/202403280407.aspx
https://www.cna.com.tw/news/ahel/202403285006.aspx