台湾の中央通信社によると、今年1月の総統・副総統選挙で当選した頼清徳氏と蕭美琴氏が20日午前、台北の総統府で宣誓を行い、中華民国の第16代総統、副総統に就任した。蔡英文前総統は就任式後、新総統・副総統の見送りを受けて車で総統府を離れた。

 台湾では1996年に初の総統直接選挙で国民党の李登輝氏が当選。2000年の選挙で、野党民進党の陳水扁氏が当選して政権交代が実現した。08年には国民党が政権を回復したが、16年に民進党が奪還。今年の総統選挙でも政権を維持した。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/aipl/202405200033.aspx

https://www.cna.com.tw/news/aipl/202405200046.aspx