2024年6月24日台湾 台湾の中央通信社によると、台湾花蓮県の台湾鉄路宜蘭線の西正線(上り線)で21日午後5時ごろ、特急「自強号」の229号列車が崇徳駅と和仁駅間を走行中、線路脇の斜面を落ちてきた石に直撃され、近くの清水トンネル内で緊急停車した。列車の1両目が損壊、2両目が脱線し、運転手が手を骨折する重傷。他に乗客6人が軽傷を負った。

 台湾鉄路管理局によると、列車には乗客約500人が乗っており、下車した後に別の列車で花蓮駅に運ばれた。

 5両目に乗っていた乗客は「石が列車に当たって大きな音がした。車内でけが人が出て、乗り合わせた医師が手当てを行った」と述べた。

 花蓮県の「清水トンネル」では21年4月、特急列車「タロコ号」が、斜面を落ちてきたトラックに当たって脱線し乗客48人が死亡、211人がけがした。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/asoc/202406210270.aspx

https://www.cna.com.tw/news/ahel/202406220071.aspx