米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、台湾軍は今年の大演習「漢光40号」の実兵演習を7月下旬に実施する。従来ような火力の誇示を改め、夜戦を含む実戦能力の点検を主眼に行う。専門家は「中国軍の脅威に対抗し、台湾軍は米軍から受けた訓練の成果を披露する」と述べた。(写真はVOAのサイト)
台湾軍の梅家樹参謀総長は26日、立法院(国会)で「漢光40号」の進行状況について議員の質問に答えた。梅参謀総長は「今年の演習は、敵の状況に合わせ計画を大幅に変更した。実戦環境の習熟とシミュレーションを重視した」と述べた。
参謀総長によれば、漢光40号は現在、高度の図上演習とコンピューターを使った指揮所演習の段階。7月22~26日、5日間の実兵演習を行う。防空や迎撃、封鎖蘇士、国土防衛、民衆の動員などが内容となる。
◇出典
https://www.voachinese.com/a/taiwan-s-hankuang-drills-to-emphasize-real-combat-scenario-20240626/7674737.html