米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米国の対台湾窓口機関、米国在台湾協会(AIT)のレイモンド・グリーン台北事務所長(大使に相当)はこのほど、メディアの取材に対し、「両岸(中台)で全面戦争が起きる可能性は非常に小さいと思う」と述べた。理由について「台湾の軍事改革や、太平洋での米国の軍事配置で、抑止能力が増大を続けているため」と語った。

 グリーン所長は一方で「中国は(軍事衝突に至らない)グレーゾーンでの侵犯により、現状を変えつつある」と語り懸念を示した。


◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/cmh2-ait-raymond-greene-war-10282024055201.html