台湾紙の聯合報によると、台北市のショッピングセンター「京華城」の容積率の引き上げを巡る汚職事件で収監されている柯文哲氏について、著名女性ジャーナリストが性的嫌がらせ(セクシュアルハラスメント)を受けたと訴え波紋を広げている。柯氏は、前台北市長で第2野党、民衆党主席を務める。

 台北地方法院(地裁)はこのほど、柯氏の勾留を2カ月延長する決定を言い渡した。セクハラ被害を訴えたのはキョ(王の右に劇のへん)美鳳さん(58)で、2022年の台湾総統選の期間中、取材中に突然、柯氏に腕の内側をなでられたという。

 柯氏は取材後に乗り合わせたエレベーター内でも、周囲を気にせず「余りにきれい」、「妖精」などの発言を続けた。夜になってもLINEで「会って話がしたい」などのメッセージを送ってきたという。

◇出典

https://udn.com/news/story/124199/8353750?from=udn-catebreaknews_ch2