台湾の中央通信社によると、台湾総統府の潘孟安秘書長は25日、立法院(国会)で可決した公職者のリコールの条件を厳しくした「公職人員選挙罷免法」など3法案について、頼清徳総統が必ず公布すると述べた。(写真は聯合報のサイト)
3法案は20日、政権与党だが議会第2党の民進党立法委員が激しく反対し混乱する中、議会第1党の国民党などの賛成多数で可決した。立法院は24日、違憲審査などの職務を担う司法院大法官候補について、頼総統が指名した7人を不承認とした。
3法案は公職人員選挙罷免法のほか、違憲審査の表決の条件を引き上げる憲法訴訟法、税源配分に関する「財政収支画分法」の2つ。民進党立法委員は19日夜、議場の窓を破って議場内に入り議長席を占拠。国民党立法委員は20日、バリケードを突破し、民進党立法委員ともみ合いになった。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/aipl/202412250061.aspx
https://udn.com/news/story/123528/8446646?from=udn-catelistnews_ch2