25年1月15日台湾 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、台湾の国家安全局は13日、中国の情報機関が台湾のマフィア組織など結託し、台湾の軍隊や政府の機密情報を入手しているとするリポートを発表した。台湾では近年、スパイ容疑で逮捕、起訴される人数が急増しているという。(写真はVOAのサイト)

 リポートによると、台湾でスパイ容疑で起訴された人数は2023年が48人だったが、24年は64人に増加。21~22年に比べると数倍になる。

 中国情報機関の主要標的は台湾の現役と退役の軍人。24年にスパイ容疑で起訴された退役軍人は15人、現役軍人は28人に上る。

 中国情報機関は、マフィア組織や地下銀行、廟など管理する団体などを通じて台湾内部に浸透。金銭で誘惑したり債務つくらせて返済を迫るなどの手法で、退役と現役の軍人を引き込んでいる。


◇出典

https://www.voachinese.com/a/taiwan-s-spy-agency-says-china-is-working-with-gangs-shell-companies-to-gain-intelligence-on-taiwan-20250113/7934728.html