25年3月25日yaya 台湾メディアの中時新聞網によると、中台武力統一(武統)発言を繰り返し、台湾移民署から親族訪問居留許可を取り消され、出国命令を受けた中国籍の女性インフルエンサー「亞亞」こと劉振亜氏がが25日、家族や民間団体「台湾国際家庭互助協会」とともに内務省前で陳情と抗議活動を行った。警察は警備のために40人の警官を動員した。(写真は事件を伝える自由時報のサイト) 

 現場には台湾独立志向のインフルエンサー「八炯」さんが現れて罵声を浴びせ、「亞亞」の支援者との間でもみ合いが発生。警察が両陣営を引き離した。その後、「亞亞」へ「帰れ」と怒鳴る市民も現れ、支援者との間で再びもみ合いが起きた。

 台湾メディアの自由時報によれば、劉氏は24日、ネット番組で「出国しない」と明言した。劉氏は、台北高等行政法院に出国命令の執行停止を申し立てたが、21日に却下された。20日には評論家・謝寒冰さんのネット番組でインタビューを受け、「子どものそばにいたい」と涙ながらに訴え、台湾に留まることを希望した。

 台湾の歌手で時事系KOL(キー・オピニオン・リーダー)である徐小花はSNS(交流サイト)で「彼女は意図的に最後の一刻まで滞在し、移民署に強制執行をさせようとしている」、「移民署が強制執行すれば、メディアがその様子を撮影して『かわいそう』と強調し、野党(国民党と民衆党)陣営が『賴清徳氏の政治的迫害だ』と声を上げるだろう」と指摘した。

◇出典

https://news.ltn.com.tw/news/politics/breakingnews/4990547

https://www.chinatimes.com/realtimenews/20250325001917-260402?chdtv


◇参考情報