NEWTALKなど台湾の各メディアによると、台湾の立法院(議会)で、野党議員に対する大規模リコール「大罷免」運動が激しさを増している。最大野党、国民党の反撃が失敗し、投票の段階を迎える。国民党は態勢を立て直し、自党の立法委員を守る方向へ方針を転換した。
与党民進党が進める大規模リコール運動に対し、国民党が反撃として、台北市選出の民進党立法委員・呉思瑤、呉沛憶両氏に対する罷免運動を行ったが、結局不成立となり失敗に終わった。張宏陸議員に対する罷免運動も、署名簿の提出の見送りに追い込まれた。
北米の中国語ニュースサイト、世界新聞網によると、国民党本部はこの件に公式コメントを出していないが、党内関係者は、罷免合戦が投票の段階に入る以上、都市部では政党間の対決だけでなく、民衆党支持者や無党派層をいかに投票所に向かわせるかが重要になると指摘した。
国民党関係者によれば、台北市と新北市の市長が果たす役割は極めて大きい。特に台北市では「蒋万安市長カード」を全面展開し、五つの国民党系議席の死守を目指して「組織的な地域ごとの動員戦」に入る。新北市でも、侯友宜市長の指導力で罷免嵐を乗り切ると述べた。
一方、与党、民進党は、選挙戦並みの体制で攻勢に出ており、党務幹部を花蓮など数十の重点罷免選挙区に派遣し、現地指揮を強化した。民進党内ではかつて、罷免推進派市民団体との間に方違いがあったが、党幹部による調整で現在は協力体制が築かれている。
◇出典
https://today.line.me/tw/v2/article/2DleNJe
https://tw.news.yahoo.com/%E5%A4%B1%E6%95%97%E8%97%8D%E7%99%BD%E5%B0%87%E5%85%A8%E9%9D%A2%E5%8F%8D%E6%92%B2-%E5%A4%A7%E7%BD%B7%E5%85%8D%E9%80%B2%E5%85%A5%E6%B1%BA%E6%88%B0%E6%99%82%E5%88%BB-%E4%BB%96%E5%97%86-%E5%89%B2%E5%96%89%E5%B0%B1%E8%A6%81%E5%89%B2%E5%88%B0%E6%96%B7-081955055.html?guccounter=1&guce_referrer=aHR0cHM6Ly93d3cuZ29vZ2xlLmNvbS8&guce_referrer_sig=AQAAANG6rNMPRfxl6kikD8JQaXLMl5pGburhPZqDRiyE-ISioVk_RJHZQvJJ01U1tspDCiyyBGYhYseUVmQPYPUnlavAZw04cUh2JZ294GaF5v_fbBddiBh4p2sedRFtg0GsHYwhR2azVpJzwGgd1mQ7OP3hNRctr0o9oVxZKubtbYjB
https://www.worldjournal.com/wj/story/121218/8794592?from=wj_catelistnews