25年6月25日4台湾紙の聯合報などによると、与党民進党所属の立法委員(議員)に対するリコール(解職請求)運動で、偽造された署名用紙が大量に使用された疑いが強まり、新北地検は24日、最大野党、国民党の新北市党部書記長・陳貞容容疑者ら31人を、文書偽造および個人情報保護法違反の容疑で起訴した。

 起訴状などによると、陳被告らが市内各区の幹部に指示し、党員名簿を書き写させた上、親睦会やボランティアを動員して署名を偽造した疑い。地検は、証拠や他の容疑者の供述から、陳貞容被告が偽造の中心だったと判断した。 単に名簿を書き写したボランティアら19人は起訴猶予に、署名運動の発起人や補助発起人など11人は、署名偽造には関与していなかったとして不起訴処分となった。

 地検は検察は4月15日に30カ所を一斉捜索し、各区の幹部やボンランティア多数から事情聴取した。さらに4月28日には2回目の捜索を実施し、陳被告らを再び聴取した。


◇出典

https://udn.com/news/story/124323/8827718

https://www.worldjournal.com/wj/story/121475/8828857?from=wj_catebreaknews